ペグの使い分け

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T-STYLEです!

先日、友人が張ったタープの下でくつろいでいたら

強風で抜けたペグが飛んできました!

幸い怪我は無かったですが人に当たったらと思うと怖いですね。


ペグにも様々な種類があるので

テントやタープに付属したものは予備と考え

その日のフィールドの状態を見て最適なペグを選べる準備を整えましょう。


各素材のペグの特徴や、推奨されるフィールドの状態をまとめます。



そもそもペグって何?

テントやタープの張り綱を地面に留めるのことです。

しっかりと固定しておかないと

風でテントやタープが飛ばされてしまう・ペグが抜けて飛んでしまうという事態が起きます。


キャンプではテントやタープの近くで火を使っていることも多いため

引火や怪我の原因となります。



何種類も必要あるのか

キャンプを行うフィールドには以下のような例があります。
  • 芝生
  • 砂利
  • 砂浜
  • 岩の多い場所(河原など)
たとえ毎回同じフィールドを使用したとしても

雨や雪・風の強さによって最適なペグは変るので数種類持っておきましょう。


ちなみに、ペグの長さは15~40cmが一般的です。


テント用は風で飛んでいくのを防止するだけのため15~20cm

タープ用はポールとタープを支える必要があるため30cm以上のものが基本と言われています。



基礎知識はこのくらいにして

本題のペグの種類を見ていきましょう。



ペグの種類

ピンペグ

先端が丸く曲がったペグのことです。

アルミ製のものが多く通常の芝サイトならこのペグで刺さるのでテント用として一般的です。


素材がアルミで軽いものが多いため

万が一風で飛んでしまっても比較的安全です。


打ち込む際に曲がってしまうこともありますが

使用後にハンマーで横から叩くとある程度真っ直ぐに直すことが出来ます。



スチールペグ
形状はピンペグと似ており、アルミよりも強度があるため

少し固めの芝生や土のフィールドに適しています。


反対に、摩擦の少ない形状のため砂地には不向きです。



プラペグ

抜けにくいV字構造のため砂浜のフィールドで活躍します。

構造に加え、安価なことも特徴ですが

金属ハンマーでの打ち壊しや日光での劣化に注意が必要です。



V字ペグ

プラペグの強化版ともいえる形状です。


V字で砂地に強いという特徴を残したまま

素材は金属なのでハンマーでの打ち壊しや日光での劣化に強くなっています。


固めの地面でもささるのでオールラウンダーなペグと言えます。

V字の溝部分に土が付きやすいので使用後は水洗いをして乾燥させてから収納しましょう。



鍛造(たんぞう)ペグ

最強といわれることが多いのがこの鍛造ペグです。


石の多い河原でも石を砕きながら進んでくれます。

重さもあるのでしっかりと地面に刺さっていれば風に負けることは滅多にありません。


打ち込む時にハンマーが当たる「ヘッド」と呼ばれる部分も平らに造られているため

確実な手ごたえで地面を進んでいきます。


撤収時に地面から抜きやすいよう丸穴とフックの両方が付いていることも嬉しい構造です。



まとめ

砂地を含むフィールドにはV字ペグ

そのほかは鍛造ペグというのが安心な組み合わせとなります。


ペグの周辺ギアとしてペグハンマーペグケースも揃えると

スムーズにテントやタープの設営が進みます。

T-STYLE
僕自身はギアの細部に砂が入り込むのが好ましくないため
砂地のフィールドにはあまり行きません。

そのためソリッドステークの各サイズを揃えています。

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