T-STYLEです!
持ち運ぶ燃料の量が調整がしやすく、強火の炎が魅力のアルコールバーナーですがバーナーいっぱいのアルコールを入れても燃焼時間が短いのが難点です。
大きな鍋での煮炊きや炒め料理にはやや不向きですね。
しかし、その認識を覆すのが今回ご紹介する
EVERNEW アルコールバーナーセット EBY249です。
このアルコールバーナーは一般的な容量である
同じくエバニューのチタンアルコールストーブ EBY254の1.7倍の容量があり
燃焼時間は約40分です。
これなら大きな鍋での煮炊きや炒め料理にも使えますね。
今回は、EVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254を中心に他の火元となるギアとの比較を交えながら
アルコールバーナーセット EBY249についての詳細を見ていきましょう!
スペック
サイズ(直径×高さ) | 7.5cm×5.5cm |
重さ | 155g |
素材 | 18-8ステンレス |
容量 | 120ml |
燃焼時間 | 約40分 |
EVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254と比べると
直径は0.4cm高さは4.3cm、容量は50ml大きい設計となっています。
このスペックの差によって生まれる違いや向き・不向きについて
続いてのおすすめポイントで詳しく見ていきましょう!
おすすめポイント
燃焼時間が長い
公式ページによるとEVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254は30mlのアルコールで約5分燃焼との記載があります。
つまり、満量の70mlの場合約11分程、加熱ができます。
対するアルコールバーナーセット EBY249は
スペック欄でも記載した通り120mlで40分燃焼します。
炊飯や大きな鍋での煮炊き・フライパンでの加熱調理など
のんびりと料理を楽しめる容量ですね。
火力調整ができる
EVERNEW アルコールバーナーセット EBY249にはステンレス製フレームアジャスターが付属します。アルコールバーナーの火口にかぶせると
炎の勢いを小さく調整する事ができますね。
これにより弱火でコトコトと煮込みたいシチューやカレーなどの料理ができるようになります。
鉄板と組み合わせて弱火でじっくり炙りものをするのも乙ですね。
丈夫で錆びにくい
これはtrangia アルコールバーナー TRB25など真鍮製のアルコールバーナーと比べた時により違いの出る項目となります。
EVERNEW アルコールバーナーセット EBY249はステンレス製です。
ステンレスは合金であるため、その割合によって特徴が異なります。
中でも18-8ステンレス(別名:SUS304)というステンレスは
高い耐熱性や耐食性・丈夫さを兼ね備えた比率のステンレスです。
よって、18-8ステンレス製のEVERNEW アルコールバーナーセット EBY249は
錆びにくく丈夫と言う事ですね。
持ち運びコンパクト
ガスを燃料とする火元はガス缶が必須となりますしEVERNEW アルコールバーナーセット EBY249と比べるとギア自体も大きいものが大半です。
EVERNEW アルコールバーナーセット EBY249なら
本体は直径7.5cm×高さ5.5cmで
燃料は1回のキャンプなら300mlもあれば十分ですね。
そのため本体と燃料用ボトルを合わせても500g程度
スペースもボトルによりますが大体CB缶1本分と同じくらいなので
非常に軽量でコンパクトです。
ここまで、アルコールストーブの持ち運びやすさをそのままに
ゆっくり温かい調理が楽しめるEVERNEW アルコールバーナーセット EBY249ですが
気になった点もございます。
気になった点
蓋に持ち手がない
EVERNEW アルコールバーナーセット EBY249に付属する蓋やステンレス製フレームアジャスターには持ち手がありません。
そのため、燃焼を途中で止めるときはプライヤーやグリッパーなど持ち手となるギアが必要です。
大体の加熱時間を計算して、ちょうど燃焼が終わるくらいのアルコールを入れるのが理想ですね。
専用袋がない
これはtrangia アルコールバーナー TRB25やEVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254にも共通していますが専用の袋がありません。
直径7.5cm×高さ5.5cmのサイズが入るギアケースや巾着・ポーチなどを用意すると良いです。
まとめ
EVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254より大容量trangia アルコールバーナー TRB25より丈夫で錆びにくい
ガスバーナー等と比べると持ち運びがコンパクト
それがEVERNEW アルコールバーナーセット EBY249です。
すでにアルコールバーナーをお持ちの場合でも容量の異なるアルコールバーナーを揃えることで
挑戦したいレシピの加熱時間や荷物の状況を見て最適なものを選べますね!
炎の上部が一番高温になるため、クッカーの高さを調整すると無駄なく加熱できますよ