T-STYLEです!
寒い時期に味わうキャンプでの鍋料理って最高ですよね。
ただ、容量の大きいクッカーは重く・嵩張る物が多いのが困りものです。
しかし!わずか95gと軽量なのに600mlの容量を誇るクッカーがあるんです。
それがこちら、エバニューのTi U.L.Pot 600です。
まずはスペックから見ていきましょう!
スペック
サイズ(直径×高さ) | 12.4×5.2cm |
重さ | 95g |
容量 | 600ml |
素材 | 純チタン・シリコン(ハンドルチューブ) |
生産国 | 日本 |
個体差もあるとは思いますが
僕のTi U.L.Pot 600は91gとカタログ表記よりもさらに軽量でした。
![](https://www.t-style-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/10/12049-1.jpeg)
なお、大人気のトランギア メスティンは160gで750mlの容量となっています。
比較すると1.6倍も重いですね。
続いて、スペックからではわからない使い勝手を含めた
この商品のおすすめポイントを見ていきましょう
おすすめポイント
軽い
冒頭やスペック欄でも記述しましたが95gと非常に軽いです。チタンマグとして発売されているギアであれば
Ti U.L.Pot 600と並ぶ軽さと容量をもつギアもありますが
クッカーとしては最軽量級といえます。
変形しにくい
軽いクッカーといえばアルミ製が筆頭候補となりますがTi U.L.Pot 600はチタン製です。
![](https://www.t-style-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/10/12049-3.jpeg)
一般的にチタンはアルミの6倍の強度があると言われています。
そのためアルミ製クッカーなら凹んでしまうような衝撃にも耐えられます。
ヒンジの硬さが絶妙
これは文章だけでは伝わりきらないのでぜひお手に取っていただきたいのですが
蓋の持ち手やハンドルの硬さが絶妙です!
![](https://www.t-style-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/10/12049-2.jpeg)
指に少し力を入れると稼働して
調理中は勝手に畳まることのない硬さになっています。
勝手に動いてしまうとハンドルチューブが溶けてしまったり
思わぬ火傷につながるため
地味ですが非常に大事なポイントです。
平型
Ti U.L.Pot 600は高さより底面が広い形状です。このタイプのクッカーは平型クッカーと呼ばれ
底面積(火があたる面積)が広く熱効率が非常に高いです。
そのため同じ容量の縦型クッカーよりも沸騰が早いです。
また、鍋をかき混ぜる動作もしやすく
シチューなど具材が大きい汁物もムラができにくいのが特徴です。
![](https://www.t-style-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/10/12049-5.jpeg)
0.3㎜の超薄板
Ti U.L.Pot 600は板厚0.3mmです。一般的なチタンクッカーで使用されている板厚は0.4㎜ですが
エバニューだけの技術で0.3mmの板厚が実現されています。
これにより熱効率はさらにアップ!
例え、同じ形状のチタンクッカーがあった場合でも
Ti U.L.Pot 600の方が沸騰が早いです。
注ぎ口がある
せっかくお湯を沸かしても注ぎにくければ本末転倒ですね。
キャンプの環境によっては水が貴重品なので
注ぐ際に溢れるなどのロスはない方が良いです。
![](https://www.t-style-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/10/12049-4.jpeg)
Ti U.L.Pot 600には注ぎ口が付いています。
水切れも非常に良いので無駄なく注ぎ切ることができます。
収納袋付き
シンプルな収納袋が付属します。適度な薄さと柔らかさなのでパッキングの邪魔になりません。
![](https://www.t-style-outdoor.com/wp-content/uploads/2023/10/12049-6.jpeg)
素材の記載がないためお伝えしにくいのですが
不織布のようなカサっとした布地に軽微な防水コーティングがされたような袋です。
他にも日本製であることなど挙げればキリがないおすすめポイントですが
Ti U.L.Pot 600には気になった点もございます。
気になった部分
軽すぎる
Ti U.L.Pot 600は前述した通り95gしかありません。そのため風の強いキャンプ場などでは
中身ごと風で動く可能性がございます。
実際に僕が河原で使った際も突風に煽られて移動してしまう場面がありました。
ただ、平形のため転倒して中身が溢れることは少ないです。
風向きや突風などに注意しましょう。
まとめ・結果
注ぎ口もあって飲み口が丸いのでケトルもコップも兼用できる汎用性の高さも魅力です。
非常に軽量で熱伝導率もよいTi U.L.Pot 600は
荷物を軽くしたいキャンプに最適なクッカーといえます。
なお、パッケージを手に取った時には
え?中身入ってる??と疑いたくなる軽さなのでご注意ください!
![](https://www.t-style-outdoor.com/wp-content/uploads/2018/06/新アイコン0530.png)
アルコールストーブとの組み合わせで軽量ラーメンセットができますね。