T-STYLEです!
焚き火でも炭火でもガス火でも手軽にワイルドに鉄板料理を楽しめるロマン溢れる鉄板!
それが今回ご紹介するヨコザワテッパンです。
クッカーを焚き火にかざす場合は煤が付くのが心配ですし
大きな鉄板や鉄フライパンをガス火にかけると
ゴトクへの耐重量やサイズ、ガス管へ輻射熱が気になります。
しかし、ヨコザワテッパンは黒色鉄板で煤も目立ちにくく
傷や汚れがあっても気にならない無骨さです。
さらに、ゴトクに引っかかりやすいのに
輻射熱までは及ぼしにくい絶妙なサイズです。
火元を選ばずさっと鉄板料理を楽しむことができるヨコザワテッパン
早速スペックに迫っていきましょう。
スペック
サイズ(高さ×直径) | 148×210×5mm(A5サイズ) |
重さ | 1kg |
素材 | 鋼鉄 |
付属品 | 専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙(キッチン用) |
鉄板料理を楽しめるサイズとなっています。
付属品も専用袋、コテ、やっとこ(ハンドル)と一揃いになっているので
普段の火元にヨコザワテッパン一式だけを足せば良いのも楽ですね。
続いて使い勝手など実際に使用してみてわかったおすすめポイントをお伝えします。
おすすめポイント
お手入れ楽チン
フッ素加工のクッカーやアルミ製のクッカーは洗浄時に洗剤が必要です。
たわしなどの硬い素材でこすり洗いするとすぐに傷になってしまいますね。
しかし、ヨコザワテッパンは鋼鉄でできているため
お湯で油を浮かせてたわしでこすり洗いでOKです。
縁などがないため隅々までこすり洗いできるのも良いですね。
使用後は乾燥しないように油を馴染ませておくことも必要ですが
キャンプサイトの中には洗剤の使用が禁止されている場所もあるため
このお手入れ方法は非常に楽です。
料理が冷めにくい
アルミ製のクッカーなどは風に当たると熱が冷めやすくせっかく熱々のステーキなどを焼いても
ゆっくり食べていると後半は冷たくなってきている・・・なんて事態が起こります。
キャンプ中にお酒や焚き火を楽しみながら、のんびりと美味しく食事をしたい!ともなれば余計に気になってしまいますよね。
ヨコザワテッパンなら一度熱されれば長時間熱が冷めないため
冷えずに美味しくのんびりと食事を楽しむことができます。
焼きムラが少ない
縁のある鉄板や凹凸のある鉄板の場合縁や凹凸の形状に沿って焼きムラが出てしまいます。
ヨコザワテッパンはまっすぐな鋼鉄板であるため
食材の端から端までムラなく加熱することができます。
五徳としても使える
正式な使い方ではないので自己責任とはなりますがバーナーや焚き火台の五徳よりも加熱したいクッカーが小さい場合や
五徳の位置どりが悪く、どうしてもクッカーなどが斜めになってしまう場合ってありますよね。
そんな時にヨコザワテッパンを置いてからクッカーをおけば
クッカーを水平に保つことができます。
パッキングもしやすい
縁もなく四角い鋼鉄なのでバックパックやギアコンテナ、焚き火台の袋に入れても
余計な膨らみが生じずスッキリと収納することができます。
ヨコザワテッパンには専用の袋が付属していますが
自作や既製品の袋を使いたい時も
A5を基準にあつらえればお好みの袋で持ち運ぶことが可能です。
一見、ただの四角い鋼鉄板ですが
手入れが簡単で無骨なキャンプにぴったりなのがヨコザワテッパンの魅力です。
しかし、気になった部分もございます。
気になった点
油や調味料が流れてしまう
ヨコザワテッパンには縁がないため肉の油や液状の調味料などが流れてしまい火器を汚すことがあります。
あらかじめ液を流していい方向に少し傾けておくか
キッチンペーパーなどで吸い取ってあげることが有効ですね。
専用やっとこで傷がつく
ヨコザワテッパンに付属するやっとこですが1kgの鉄板を安全に持ち上げるために刻みが付いています。
これでヨコザワテッパンを持ち上げると鉄板に傷がついてしまいます。
調理には大きな影響がないですし無骨な印象の鉄板なので
傷も似合うギアですが新しいうちは少し気になりますね。
まとめ
火元を選ばずにステーキや魚・野菜などの鉄板焼料理を楽しめるヨコザワテッパンシンプルで無骨な造りと収納のしやすさが大きな魅力です。
一方、油や調味料などの液体が流れてしまうため汚れが気になる火器とは少し相性がイマイチと言えますね。
僕としては油が流れても薪や炭にかかって燃えるため
焚き火や炭火との組み合わせて、焚き火や炭火での調理に使用するのがおすすめです。
それ以上の人数になってくると、大人・子供の比率にもよりますが大きな鉄板を用意したほうが良さそうに思います☆