T-STYLEです!
サーカスTCの跳ね上げなど、アレンジを加えたテントの張り方をする際には、付属しているポール以外のポールが必要となりますよね。
さらに、DDタープを始め、タープにはポールが付属しない製品も多く、なおさらポールの必需性が高まります。
しかし、いざキャンプの荷物にポールを足そうと思っても
いくつかの棒を連結して建てる、いわゆる組立式のポールは丈夫ですが収納スペースを食います。
そこで活躍するのが伸縮式のポールです。
組立式よりも長さ調節の融通が効きやすく、収納スペースを取らないのが大きな特徴ですね。
中でも今回ご紹介するLOGOS(ロゴス)のプレミアムシステムロックポールは使いやすく
あなたのテント・タープの張り方のバリエーションを増やす強い味方となり得ます。
一体、どのような魅力あるポールなのか、スペックから見ていきましょう。
スペック
収納サイズ(直径×高さ) | 2.8×2.8×103cm |
重さ | 570g |
素材 | アルミ |
最大長 | 250cm |
素材もアルミ製であるため非常に軽く作られています。
その他にも組立式のポールと比べても
多くのおすすめポイントがあるポールなので詳しく記載していきます。
ロゴスのポールバリエーション
ロゴスからはシステムロックポール230というシルバーのポールと
本記事の主役プレミアムシステムロックポール250という
2種類の長さのシステムロックポールが販売されています。
システムロックポール230は収納時の長さが96cmとなっておりますので
お使いのお車など、ポールを収納できる場所と組立後の長さを見て選ぶのが良いですね。
ロゴスからはシステムロックポール230というシルバーのポールと
本記事の主役プレミアムシステムロックポール250という
2種類の長さのシステムロックポールが販売されています。
システムロックポール230は収納時の長さが96cmとなっておりますので
お使いのお車など、ポールを収納できる場所と組立後の長さを見て選ぶのが良いですね。
おすすめポイント
長さの融通がきく
組立式のポールで組立時の長さが250cmの場合80cmの棒が2本と90cmの棒が1本などの組み合わせと仮定すると
もっとも高低差のある場合でも160cmか250cmのポールという2種類のポールしか作れません。
しかし、伸縮式のシステムロックポールなら
103cm〜250cmの5cm刻みの長さのポールとして使うことができます。
仕組みとしては2段階あるうちの1段階目(上部)は最短部分と最長部分(cm)にロック穴があり
2段階目には5cm刻みのロック穴が配置されています。
お使いのテントやタープ・その日の地面のコンディション・風速などに合わせて
柔軟にポールの長さを変更できます。
調整簡単
テントやタープ設営後でもポールの長さを簡単に調整することができます。日当たりの関係などに合わせて、設営後にポールの長さを変更したい場合も
システムロックポールであれば5cm刻みのロック穴があるため自在に調整が効きます。
固定しているロープのテンションを少し緩めて、下の写真の赤丸部分を押しながらポールを引き上げるだけなので
安全・簡単にテントやタープを調節できます。
使いやすいロック機構
伸縮式のポールといっても、製品ごとに様々な違いがあります。特にポールをロックする機構に注目すると
システムロックポールはプラスチック部分を押してロックを開閉するため指にほぼ負担もなく楽に調整できます。
しかし、他の伸縮式ポールの中には
プッシュピンを直接指で押さなければならない製品もあり調整のたびに指へ負担がかかるものや
ネジ式で回さないと伸縮せず調整にやや時間がかかるものなどがあります。
折角の調整幅を活かすためにも容易に長さ変更ができる仕組みは魅力ですね。
ポールエンドロック付き
システムロックポールには2通りの使い方ができるポールエンドロックが付いています。ポール先端のこの部分ですね。
使い方の1つ目は貫通するタイプの穴へポールの先端を通します。
これにより、テントロープ・ガイロープが風などで上がってポールから外れてしまうのを防ぎます。
2つ目の使い方は貫通しないタイプの穴へポールの先端を通します。
こうすることでDDタープを張る際など、空間を確保するために
タープ内に突っ張り棒のようにポールを使う場合にもタープを傷つけることなくポールが使えるようになります。
市販のスポンジ等で代用もできますし。ポールエンドロックだけも発売されていますが
きちんとポール先端の直径に合っていて
デザイン性も損なわないポールエンドロックが付いているのは嬉しいですね。
末端の構造
システムロックポールの地面につく側(末端)は平らではなく少し尖った形状になっています。このおかげで砂利や砂のような滑りやすい地面でもしっかりと地面を捉えて支えてくれます。
僕は河原でのテント・タープ設営も行いますが、風が強く地面が砂利というコンデションでも
風でポールが動くこともなく、しっかりとサーカスTCの跳ね上げ部分を担ってくれました。
以上のように使いやすく端から端まで考えられたシステムロックポールですが気になった点もお伝えしていきます。
気になった点
調整幅
システムロックポールの1段階目(上部)は段階調整ができません。強度の問題などもあるのかもしれませんが
穴さえあればもっと細かい調整がしやすくて便利になりそうだと感じました。
専用袋がない
システムロックポールには付属の袋がありません。しかし、他社製品を見てもポールには袋が付属しないことがほとんどなので
使うポールの長さや本数に合わせてポールケースを用意した方が良さそうですね。
なお、システムロックポールを取り扱うロゴスからはポールケースが発売されていません。(2020年10月時点)
他メーカー等からお好みの色・形状・機能のものを選びましょう
(上の画像をクリックでAmazonの「ポールケース」の検索結果へ)
まとめ
地面を捉える末端の形状、調節機構、ポールロックエンドと末端から先端まで使いやすく設計されているのがシステムロックポールです。
伸縮式のポールは収納スペースが小さく済むため
荷運びや荷積の負担になりにくいのも大きな利点ですね。
ポールがなくて断念していた理想のテント・タープ設営をシステムロックポールで叶えましょう!
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特にキャンプ場では似たタイプのテントが並び自分のサイトがわかりにくくなるため
自分のサイトの目印として明かりを灯しておけるのは便利ですね。
また、うまく設営すればランタンハンガーとしても代用できそうです。