すでにキャンプでのルーティーンとなっている方にも
そんなひと時に憧れのある方にもオススメしたいのがこれ。
HARIO コーヒーミル MSG-2-TBです。
キャンプ場でも円柱型で金属製のコーヒーミルを使っている方はよく見かけますし
僕自身も以前はそういったコーヒーミルを使っていました。
しかし先日、臼部分が故障してしまいました…
数年間使ったので製品には十分満足していますが
これを機にHARIO コーヒーミル MSG-2-TBに買い換えたため、まずはスペックから順にご紹介していきます!
スペック
サイズ(高さ×幅×奥行) | 19×15×5.3cm |
容量 | コーヒー粉24g |
素材 | フタ・本体:メタクリル樹脂 ハンドルツマミ:ポリプロピレン ハンドル・シャフト・スプリング:ステンレス バンド:シリコーンゴム 臼:セラミック 臼座・調節ツマミ:ナイロン |
本体重量は公式サイトやAmazonに記載がなかったため測ってみましたが232.2gでした。

本体が樹脂製のため金属製のものよりも軽いのはメリットと言えますね。
そのほかにもおすすめできるポイントが多いので見ていきましょう!
おすすめポイント
中身が見える
金属製のコーヒーミルは豆を挽く工程が見えませんがHARIO コーヒーミル MSG-2-TBならスケルトンなので豆が粉になっていく様子が見えます。

豆を挽いている間は考え事をしたりリラックスする時間としても有効ですが
豆が粉になるのを眺めるという
HARIO コーヒーミル MSG-2-TBだからこそできる楽しみ方が増えます。
滑りにくい
円柱状のコーヒーミルだと手で押さえてもシリコンが巻かれていても滑ってしまうことがありますが
HARIO コーヒーミル MSG-2-TBは四角柱なので滑りにくく挽きやすいです。

キャンプ中は薪の手入れや設営などで手に負担がかかりやすいので
コーヒー豆を挽く至福のひとときが苦痛にならないためにも
滑りにくく挽きやすいコーヒーミルは重宝します。
もちろんシリコンの滑り止めもついています。
ハンドルも技あり!
下の画像を見ていただけるとよくわかりますがコーヒーミルのハンドルは曲線を描いているものが多いです。

曲線の場合回しやすいなどの利点もありそうですが
正直、僕の体感ではあまりわかりません;;;
それよりもハンドル収納部に刺しにくい・他のギアに当たりやすいなど
デメリットが目立ちます。
HARIO コーヒーミル MSG-2-TBのハンドルは直線のため
ハンドル収納時にもスッと差し込めて、かさばらないので収納のストレスがほぼ皆無です。

粗さも調節可能
粗さ調節ツマミで簡単に挽き方の粗さを変えることができます。時計回りに回すと細かく、反時計回りに回すと粗くなります。

抽出方法や豆の種類によって最適な挽き方を研究するのも
コーヒーを手動ミルで楽しむ醍醐味ですね。

ここまで、収納しやすい・軽い・楽しいなどなど
おすすめポイントが詰まったHARIO コーヒーミル MSG-2-TBですが気になった点もございます。
気になった点
衝撃にやや弱い
樹脂製のため金属製のものに比べると割れの危険性があります。運搬や設営・使用時には極端に強い衝撃を与えないように注意しましょう。
専用袋がない
ほとんどのコーヒーミルに言えますがHARIO コーヒーミル MSG-2-TBには専用の収納袋等はありません。
前述した通り、やや傷つきやすいので
持ち運ぶ際には少し厚めの布袋に入れるなどの対策を行うのがおすすめです。

まとめ
HARIO コーヒーミル MSG-2-TBは金属製ミルに比べてやや衝撃に弱いのが難点です。しかし、軽くて・豆を挽く様子が楽しめて・使いやすいなど
メリットの方が大きいと感じました。
転びそうな険しいトレッキングでたどり着いたフィールドで飲むコーヒーが格別!
という方には不向きかもしれませんが
車等で平和な道のりで向かうキャンプで焚き火を見ながらのんびりコーヒーを楽しむなら
HARIO コーヒーミル MSG-2-TBはおすすめです。

豆を挽くミルの感触を楽しみ
だんだんと粉になるコーヒー豆を眺め
ゆっくり抽出したコーヒーを飲む。
そんな金属製のコーヒーミルにはない楽しみを増やしてくれるコーヒーミルと言えます。

写真入りでとてもわかりやすいです。
昨今、中国語や英語のみで日本語説明のないギアや公式情報が欠けるギアなどが増えている中
これだけ丁寧な説明書がついてくるのは心強いです。
「ミルを初めて使う」という場合でも安心して使えますね。